きみのブログの更新が止まって、いま何年経ちましたか。


フォトジェニックな物なんて、陳腐なものになりました。

現実世界で見つけたそれは、現実世界に存在するからゆえに、誰でも・見ることができるものです。既に存在するものをみんなが好むようになりました。よき受け手、ということばをもって。

みんな、同じものに向けてスマホをかざしてシャッターを切り、アップロードします。インターネットはそれがすべて。

いつからかインターネットには、陳腐なものだけが並ぶようになりました。

 

 

きみが、衝動にまかせてキーを叩いた最後の日はいつですか。

心に浮かんだことを自身の言葉で綴ったテキストは、他の誰にも書くことができません。誰もそれを真似することができません。

大衆化のために味の素をぱっとふりかけたり、ウェルメイドをめざしてコトコト煮込んで角を取ったものだけじゃ、刺激が足りないとは思うのはあなたひとりではありません。

ふつうのひとの脳みその中身を新鮮な状態で大量に味わえるなんて、インターネットでしかできないことです。

その環境があり続ける限り、インターネットは「見たこと無いものが見れる」ぼくたちのオルタナティブなユートピアであり続けます。

 

ところで、きみのブログの更新が止まって、いま何年経ちましたか。

 

 


 

8月26日の土曜日に空き家の古民家を貸し切って各々がブログを書く祭りをやります。
この1日でたくさんブログが更新されたとしたら、どんなたのしい1日になるんだろうとわくわくしませんか

日時:8/26(土) 13:00-18:00 ※入退室自由
費用:500円
場所:東京都板橋区赤塚1-32-10 やっていき場

大ブログ更新祭_kv

私はこの夏にあったことを3つ書く予定です